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国旗:米国困った旅行者編/ニューヨーク・ヘルズ・キッチン支店



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今では死語になってしまった成田離婚

 一時期はマスコミなどでも盛んに書き立てられた成田離婚、しかし現実にはいまだに起ている悲劇です。成田離婚ならまだ長続きをしたと言いたくなるくらいのカップルの悲劇が幾らでもあります。

 新婚旅行のカップルを空港へ迎えに行きます。10組に1組は夫婦バラバラに出て来ます。日本を発つ前に喧嘩をするのか、飛行機の中で喧嘩をするのか、空港からホテルへ移動の際にも全く口をきこうともしません。一夜明けて仲が戻っている場合が多いのですが、逆に日本へ帰るための飛行機の手配をしてくれと泣きついて来る花嫁さんもいます。

 最初に西海岸に到着し、ニューヨークから日本へ帰国というコースを廻って来た破局のカップルに多く見られる特徴は、花婿さんがストレスで暴力的になっていることです。理由は何となく分かる様な気がします。花婿さんは新婚旅行が初めての海外旅行というパターンが多いようです。反面、花嫁さんは海外旅行2回目、3回目、4回目というケースが多いようです。男性の方は何をしても何処へ行っても「オドオド、びくびく」のし どうしです。女性の方は、それを見て「情けない・・・」「頼りない・・・」等と感じてしまうのでしょうか? そして、それを彼氏に言ってしまうのでしょう。

 男としては、愛する女性の前で恥をかいたとか、プライドを傷つけられたと思ってしまうのも仕方がないのかもしれません・・・。ニューヨークに到着をする頃には、今までほとんどに暴力を振るったことのない男が、花嫁の奥歯が折れるくらいの暴力を振るう様になってしまうのです。

 新婚旅行で海外へ行かれる花嫁さん、旅行中あなたの旦那に物足りなさ、頼りなさ、情けなさを感じることでしょうが、それで旦那をなじるな! 責めるな! バカにするな!女と違い、男は仕事があってなかなか海外旅行には出れない事情があるんです。旅慣れたオネーサン方にはもの足りないだろうが、それが全てではないだろう・・・。頼りないと思ったら何とか助けてあげなよ・・・。

 仮の名を佐藤さんとしておきましょうか。佐藤さんカップルサンフランシスコ、ナイアガラと廻ってニューヨークへ入って来ました。ニューヨークから日本へ帰国します。NYCへ入って来る前に既に何度かの夫婦喧嘩があったらしい。市内観光に参加し、ナイトツアーに参加しました。とても仲良く見えました。

 夜中の1時頃ホテルから緊急連絡が入りました。事情を聞くとこの佐藤さん花嫁さんを殴る蹴るの暴力を加えてるというではありませんか。ホテルへ駆けつけました。廊下には警察官が4名、ホテルの従業員と両隣の宿泊客たちでごった返しています。

 ドアーはホテルの合い鍵で空けたらしいのですが、法律で客室へは警察官といえども入れないのです。警察官は奥さんに「廊下まで来い、そうすれば保護出来るから・・・。こちらまで来い、早く。」と、叫んでいるのですが、いかんせん言葉の壁です。

 本当はわたくしも部屋の中へ入って行けないのですが、通訳ということにして部屋へ入って行きました。それで、花嫁さんを毛布にくるんで廊下へ、警察官に引き渡しました。即、花嫁は病院です。奥歯も何本か割れる大けがでした。旦那は一歩でも部屋から出ると逮捕されてしまうので、旦那には厳重に釘を刺して、花嫁に付いて病院へ行きました。

 花嫁は3日間は絶対安静。それで、「旦那には絶対に病院名を教えてくれるな」とうわ言です。「離婚の手続きを取ってください。旦那とは違った飛行機で日本へ帰る手配をしてください。」とのこと。

 この後の事務的な話を書いてもしかたがないのでカットしますが、この様な話は決して大げさな話ではありませんよ。

 花嫁さん、どんなドジな花婿さんでも切れる時には切れてしまうので、余り責めないで!

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ステテコおやじ

 ニューヨークにウォルドフ・アストリア・ホテルというホテルが在ります。結構高級ホテルです。日本のエクゼクティブのビジネス マンたちが利用するホテルです。映画などにも良く登場します。また各国の元首クラスの人たちも利用します。しかし、我がお金持ち日本人は、それほどステータスの高くない人たちでもパッケージ旅行などで簡単に使用しています。

 問題なのは、多分、ホテルなどを一度も使用したことのない様な人たちがこんな高級ホテルへ泊まるということではないでしょうか。

 このホテル1ブロックを全て使用している大きなホテルです。エレベーターも8基づつあっちとこっちという感じに配置されており、廊下が迷路の様になっているのは確かです。ホテルへのチェックインが済むと、おじさん達、お酒でも飲みたくなるのでしょうか、廊下に備え付けの製氷器へ氷を取りに出るのは良いのですが、自分の部屋へ帰り着けなくなってしまうヒトがままおります。迷子になったということに気づきパニックに陥ってしまい、挙げ句の果てに自分の部屋番号すら忘れてしまうのです。  それで、泡を喰ってステテコに裸足で氷桶を抱えてロビーをウロウロする羽目になります。英語が出来れば、廊下に備え付けになっている電話でも使えばよいですが。結局はロビーのカウンター辺りをウロウロと・・・。日本人らしいヒトがカウンターの中に現れるまでウロウロウロです。

 このホテル、夕方6時以降になると、いかにもお金持ち層の白人・黒人の人たちがドレスやタキシード等を着込んでロビー、廊下等に溢れているのです。その着ているモノ、身に着けているモノはいかにも高価そうなモノばかりです。そんな中、何故、日本のオヤジは「ステテコに裸足、Tシャツで」このホテルのロビーをウロウロしなきゃならないんでしょうか。

 ステテコおやじ、恥ずかしいよ!あんたより、それを見せられる我々の方が恥ずかしいよ!

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たかりに来るな業界関係者の友人

 この旅行業界に従事していれば、日本の旅行業界とのつき合いもあるので、関係者が遊びに来た場合には最善のおもてなしをしてさしあげております。業界関係者はつき合いが薄くても同じ様な価値観を持っているので、余り無理難題を要求したりましません。

 ところが、どうしようもないのが、この業界関係者の友人たちです。単なるたかりとしか言いようのない連中が結構多いです。例えば、とある航空会社の成田空港の主任の釣り仲間というのが2人ある年の年末年始にニューヨークへやって来ました。

 この航空会社とは直接の取引がないので、別に私としてはボランティアをする必要は全くなかったのですが、私に仕事をくれているエージェントさんの顔を立てる手前、空港への送迎は私の払いでということにしました。

 市内観光は自分たちでするということだったので、こちらもその積もりでした。ところが大晦日の真夜中、私の家に電話がかかって来て、「明日(1月1日)に市内観光をしたいので、車とガイドさんの手配をしてください。時間が時間なので、幾らかかっても構いません。」とのことでした。時間が遅いので、無理かとは思ったのですが、友人達へ電話をかけまくり、なんとか車とガイドさんを手配をしました。市内観光も無事済み、担当のガイドさんに料金の請求をしてもらいました。ところが、ここでこのたかりの2人は怒り大爆発です。

 結局私が呼び出され「俺達へ金を請求するとは何事だ! 俺達は、○○航空の成田空港の主任の××の友人だ! お前らみたいなゴミの様な会社をつぶすのは訳ないんだ!」とのお言葉。確かに、この旅行業界航空会社の力は大きいモノがありますが、空港の担当主任位の力では、いくらゴミの様な会社とはいえ影響力を及ぼすことは出来ません。しかし、そう信じ切ってしまっているヒトにそのことを理解させるのもバカバカしいので止めましたが、やむなく現地での支払いはなしということにしてもらい、日本の旅行代理店で支払うということにしてもらいました。結局、この方々は東京で支払うことになりましたが・・・。

 支払いをこちらで持つことには何ら問題はないのですが。それも過去の取引状況とつき合い関係の密度にもよると思うのです。ところが、ヒトによっては取引も全然していないのに現地での接待を強要をしたり、この連中の様に何か間違えた輩がたかりに来ます。

 下手にたかるとあなたの友人の信用を落とすよ!

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むしり取る女

 市内観光に参加してくれた女性2人のお話です。4時間のコースへの参加です。この方々、市内観光が終わるや否や、友人達と待ち合わせてNYCの郊外へショッピングへ行く予定でした。しかし、市内観光の終了が予定より20分も遅れてしまい、この方々が予定していたバスには乗れませんでした。結局45分遅れで現地へは到着出来たらしいのですが、時間がなさ過ぎて思った程買い物が出来なかった、市内観光に遅れたのは、我々のせいなので保証をしてくれ、とのこと。ちょっと、オイオイオイという感じでした。

 市内観光中、指定した時間に必ず遅れたのがこの2人組みです。それも毎回毎回。市内観光に参加された他のお客さんたちもかなりこの2人には怒り心頭の様子でした。終了時間を正確に守るためにも、集合時間は厳守して欲しいとこの2人には再三再四お願いしたのですが、そんな注意は上の空でした。

 挙げ句の果てに、保証をしてくれと来ました。この二人から事情を聞いて一応、私が責任者ということで陳謝をいたしました。ところが、このお嬢さん方「あのね、謝罪というのは言葉ではなく、何か形があるモノで表すのが礼儀でしょう」とのこと。そこで、私が「形があるモノとは、どの様なことでしょうか?」と質問。「例えば、どこか高級なレストランへ連れって行ってくれるとかー。ティファニーとかシャネルの小物を買ってくれるとかー」とのこと。一瞬、私は絶句です。この言葉を吐いたのはその当時23才、24才の女性です。

 見える形での謝罪がないと、日本で裁判にかけるとまで言われてしまいました。もうこなると馬鹿馬鹿しいので、「裁判でも、旅行協会へでも訴えて下さって結構です。」と言いましたが・・・。

 余りえげつなく世界をたかりまくるんじゃないよ!

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大手企業のお偉いさんの愛人同伴旅行

 何人愛人を連れて遊びに来てくれても良いのですが、来たからにはケチケチしないで欲しいものです。英語は出来なくても、彼女の前で格好を付けたい気持ちは良く判ります。痛いほど良く判ります。でも、それにはお金がかかるのです。現地の我々にとっては、どんな大企業の社長だ、部長だと云っても、しょせんお客様と通訳・ガイドの関係以外の何ものでもありません。雇われた時間内は精一杯働きますが、それ以外の時間は契約関係がない以上解放してもらいます。

 ホテルへチェックインします。希望の部屋を確保。部屋の異常の有無を確認、その他希望などを聞いて仕事は終了となります。しかし、この手の方々に非常に多いパターンは現地のガイドさん、アテンダントさん達を自分の部下感覚で顎で使おうとすることです。

 「君、何処か彼女が喜びそうなレストランへ予約を入れて呉れたまえ」「君も付いて来たまえ僕が奢って上げるから・・・。」「私は、これからまた仕事がありますので、レストランへご予約を入れさせて頂いた後に引きとらさせて頂きます。」「君、遠慮することはないんだよ。」「いや、○○様、遠慮ではなくて、次の仕事が控えておりますので。」「それじゃ、僕が君の会社へ電話をして上げるから、その君の仕事を誰かに代わって貰いなさい。」

 遠慮している訳ではないのです。一緒に行けば、太鼓持ちをさせられるから行きたくないだけなんです。レストランへ入り、飲み物の説明そして注文を聞いてあげて、食事のメニューの説明、そして注文を取って上げて、色々と愛人が喜びそうな話題で話をリードして行って上げて・・・。そして、その後ジャズクラブかディスコへお供させられて、挙げ句の果てに「お疲れさま」でお終いです。

 冗談じゃないよ。家でテレビを観ながらカップヌードルでも食べていた方がどれだけ楽しいか。これが、「君を延長ということで雇うから」とでも言えば、我々も喜んで「お供を」させてもらいますが。この業界の仕事を始めたばかりのヒトなら多分一緒に付いて行くかも知れませんが、経験の長いアテンダントさんたちはこの様な形でのボランティアは嫌いです。で、結局、この手のお偉いさんは、予約をしたレストランへも行けなかったということもしばしばです。

 自分の部下に接する態度で、他人に接っしちゃいけないだろう。

 得てして、この手の人種はお金の使い方が非常に下手です。愛人の前で格好を付けたかったら、現地の担当者に滞在中お世話になりますの一言と$200(約2万円)もあげてみなさい。それこそ、太鼓持ちまでは行かないまでも、かなり気を使ってアテンドをしてくれますよ。それでなんの心配もなくエンジョイして帰れますよ。

以上1997年7月12日追加

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