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国旗:米国ショッピング編/ニューヨーク・ヘルズ・キッチン支店



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狼の群の中に放たれた間抜けな羊の日本人

 ニューヨークの5番街、ブロードウェイ等にはカメラ店、電気屋さんが数多く点在いたしております。 地球の歩き方にはイタリア人経営のお店と解説してありますが、それらの店で働いている人たちの言葉を聞いていると誰一人イタリア語は使っておりません。 イタリア人の名誉のためにも言いたいのですが(友人にイタリア人が多いので)、あれらのお店はイタリア人以外の方々の経営によるお店だと思います。 そして、これらの店での被害のケースには、ある種のパターンがあるようです。

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(その1)フィルムを買いに入ってジュータンまで買わされるな!

 アメリカの中西部に駐在していた日本人のお話です。

 この会社の一行は、隣の州のニュージャージ州の港まで社員研修のために来ました。 空いた時間を利用してのマンハッタンの観光をしました。 途中、5番街で自由解散がありました。 バスを降りる前に、ガイドさんは再三再四5番街のカメラ店や電気店のたちの悪さを説明しました。

 グループの中の一人にある程度英語の出来る青年がおりました。 その青年、あれほど注意をされたたにも関わらず、フィルムを買いに5番街のカメラ店に入ってしまいました。 フィルムなら安全に買えるお店を何店か紹介してあったにも関わらず、なぜ入ってはいけないと言われた店に入ってしまうのか・・・。

 その彼、店へ入って、フィルムを注文。 すると店の奴は、その彼のカメラを奪うように取り上げ、フィルムを取りだし、いきなり新しいフィルムをそのカメラの中へ入れてしまいました。 それで、請求された金額が900ドルです。

 900ドルは余りにも高いので、「ディスカウント・・・、ディスカウント」と言って値段交渉を彼はしたらしい・・・。 それで、店員はいきなり500ドルに値段を下げて来ました。 それでもさすがに本人もぼられていると知っているので、「ディスカウント、ディスカウント」を繰り返したらしい。 店の奴ら曰く「これ以上は我々の儲けがなくなるのでおまけは出来ないので、 替わりにサムソナイトのスーツケースを付けてあげよう」と言ったらしい。 そこで、本人は500ドルを納得して現金で払ってしまいました。

 お金を支払った後で、「やはり高いので、お金を返してくれ」と、切り出しました。 「よし、判った。 それじゃ、この絨毯を付けて上げよう」と、言ってペルシャ絨毯をもおまけで付けてもらいました。 そのジュウタンとサムソナイトのスーツケースを持って他のツアーの方々との待ち合わせ場所へ集合しました。

 そして、集合した場所へ集まって大騒ぎです。 さすがに本人も悔しかったのでしょう。 その時の担当のガイドさんへ「何とかしてくれ!」と、泣きついて来ました。 そのガイドさんから私に処理の依頼が廻って来て、対処をしました。

 この様なお店では、お金を返金しなくて済むようにとありとあらゆる逃げ道を打ってあります。 「警察を呼ぶぞ!」と、言うような脅し文句はまず通じないと考えて間違いありません。 まず警察は電話を入れてもやって来ないでしょう。 万が一警察が来たにせよ、3時間くらいは待たされると思って下さい。

 話を戻して、この手のお店が打っている逃げ道とは、 レジの後ろに凄く小さい字で「一旦、入金してしまったお金は絶対に返却しません。 お客様はこれに同意してお支払い下さい。」と、書いた紙が貼ってあります。 また、「一旦、開封したモノの返品は絶対に受け取りません」、とも書いてあります。

 冷静に考えると、NYCの場合、購入してから7日以内なら返品が出来るので、 これらは逃げ道にはならないのですが、しかし彼らはこの張り紙を指さし「アアダ、コオダ」と、言って返金しません。 こちらもお金を取り返すために、あの手この手と使いまくり2時間位はかかります。

 たまたま、私の場合、仕事の関係でニューヨーク市のお役人さん達と繋がりがあるので、 この線から攻めて行きました。 それでも、取り返すのに90分くらいかかりました。

 と言う訳で、皆が皆お金を取り返せるとは考えないことです。 絶対に、絶対に、5番街、ブロードウェイ近辺の、これらの店には絶対に入らないこと! まして、旅行者には言葉のハンディーがあります。

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(その2)フィルム1本の現像代が700ドル

 ブロードウェイにある、マリオット ホテルの前のカメラ店の話です。 過去に、この店で500ドル、600ドル、千ドルと吹っかけられた人の数は数え切れません。 また、そのお金を払ってしまう莫迦野郎もたくさんおります。 他の店にしても日本人とみれば似たような料金を吹っかけます。 例えば、エンパイヤ・ステート・ビルの真ん前にあるカメラ屋もそうです。

 ニューヨークでは、フィルムの現像をやらないようにしてください。 どうしてもホテルの近所でフィルムの現像が必要という方は、57ストリートと6アベニューにある写真の現像専門店を利用すると良いと思います。

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(その3)ショーウインドウの値段は嘘

 これも、五番街、ブロードウェイなどに点在するカメラ屋、電気屋の話です。 ショーウインドウに超目玉の価格表示が出ていることがあります。 例えば、SONYの最新の8ミリビデオが300ドルとか、 NIKKONの最新のカメラが日本の価格の3分の1位の値段が付いていることがしばしばあります。 でも、これらは全て嘘です。 彼奴らに言わせれば「嘘ではない!」と、言うのですが。

 私はカメラのことはよく知りませんが、NIKKONのF-3というカメラがあるそうです。 そのカメラがショーウインドウにレンズ付きで350ドルで出ておりました。 それをたまたま見たカメラ好きの人が、「オオオオオーこれは凄い!」ということで、その店へ飛び込みました。

 その人は英語が出来ないので、店の人をそのショーウインドウまで連れて、カメラを指さし「ギブミー」と言ったらしいです。 店の奴は「OK」と言って倉庫からF-3とレンズを出して来て、箱から出して、そのおじさんに新品であることを見せました。

 おじさん、それを見て大満足でした。 それで、クレジットカードを出して支払いを済ませました。 この時点ではまだこのおじさんボッたくられたことには気づいていませんでした。

 夜、レストランで他の人たちと食事をしているときにそのカメラの話しになって、安い買い物をしたと言う自慢話になりました。 そして何気なくクレジットカードの控えを見たら、何と4千ドルと書かれておりました。

 この方はラッキーな人で、たまたまこの時に使用したクレジット カードがAMERICAN EXPRESSでした。 日本のアメックスは絶対にしてくれませんが、アメリカのアメックスはあくまでも利用者の側に立ってくれるので、こんな時には助かります。

 先ず、アメックスへ電話を入れ事情を説明し、翌日品物を返しに行くと言うことと、そのショーウインドウの写真を撮ってアメックスへ送るということを条件に支払いをストップして貰いました。

 翌日、私とそのおじさんで、その店へ行きました。 まず、何故350ドルのカメラが4000ドルになってしまうのか問いただしました。 「ショーウインドウのあのカメラだけが350ドルで、あれ以外は4千ドルだ!」との店側の主張。 「それじゃ、そのショーウインドウの350ドルと値段の付いたそのモノをくれ」と言ったら、 「もう、4千ドルで昨日の内に経理を締めてしまったので、それは絶対に出来ない」と店側。 「新たに、もう一つ買うならあれを350で売っても良いよ」と店側。

 「取りあえず、昨日買ったこの4千ドルのこのカメラは返すよ!」「受け取ったという証書を書いてくれ」と我々。 「それは出来ない!」と店側。 「いずれにせよ、このカメラは置いて行くよ」と、言ってカメラをその店のカウンターに置いて我々は外へ出ました。

 そして、店の外から携帯電話でアメックスへ電話を入れ、店でのやりとりを説明し、アメックス、我々そしてその店の3者で3ウエイ・コーリングでやりとりしました。 この時のアメックスの担当が日系人で超ナイスな人でした。 もの凄くこの人には助けられました。 以来、この人とは挨拶だけでもキープしております。

 確かに、カメラにしても他の日本製の電気製品にしても、 本場日本で買うよりNYCの方がかなり安いのは事実です。 でも、敵は日本のその様な状況を知っており、 日本人をハメルために色々と技を使って来ます。 敵のこの様な技にはまらない秘訣は絶対にNYCのこの様な店へは、たとえ見るだけが目的でも絶対に足を踏み込まないこと。

 同じ様なケースに貴方がハマッテしまった場合、貴方も助かると思わない方がよいですよ。 我々の様なボランティアは絶対数が少ないので。

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(その4)売られているモノは盗難品

 これはNYC在住のアメリカ人のお話です。

 やはり5番街の電気屋さんでYAMAHAのステレオを買いました。 4年位経って調子が悪くなったので修理屋さんへそのステレオを持って行きました。 出来上がり日を指定され、その指定日にステレオをピックアップに行ったら、長いこと待たされた挙げ句、警察にご用となってしまいました。

 何とこのステレオは盗難品だったのです。

 彼は釈放されるまでに5時間も留置所に入っておりました。 彼が助かったのは4年前の領収書を持っていたことと、 この友人の職業が弁護士であったからです・・・。

 やはりNYC在住の日本人の友人がBOSEのスピーカーを買いました。 家へ持って帰って、箱から取り出し、さて接続という段階で、 このスーピーカーのシリアル番号がはぎ取られていることに気が付きました。 この時も長いこと揉めに揉めてやっと返品に成功した経験があります。

 現地に住んでいるアメリカ人、日本人でさえも騙されることがしばしばです。 まして、英語も余り得意ではない旅行者の貴方が勝てる相手ではありません。 不愉快な思いをしたくなければ絶対にこの手の店では買い物をしない!

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(その5)カードでの買い物は気を付けて

 カードで支払いをする時には、自分の目の前で金額を記入させること。 金額を記入させてから自分のサインをすること(これは絶対)。

 観光客の多い店で買い物をすると、我々でさえも、金額記入する前にサインを求められることがあります。 この様なとき、私は駄目で元々でサインをしたふりをしてカードの用紙を相手へ出します。 相手は私のサインがしていないのに気が付かないのです。過去に2回ほど成功したことがあります。 「ざまー見ろ!」と、いう感じかな。勿論、この様な店での使用カードはアメックスです。

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(その6)路上でやっているカードの賭事には近づくな

 NYCを歩いていると、観光地のいたる所で3枚のカードを使った賭事をやっております。 3枚のカードの内どれが赤いカードかを当てる博打です。 お金を賭けずに見ていると百発百中で当たります。 また、隣で賭けている人も当たりに当たって掛け金が倍々で増えて行きます。 それを見て貴方も「あーこりゃ楽勝だ」とお金を出したら最後です。 とたんに当たらなくなり、持っているお金を全額取られてしまいます。 仮に、貴方が赤のカードを的中させたにせよ、お金は絶対に取れません。 貴方はこ連中の仲間7人〜10人の人数に囲まれております。

 以前、私の知人が被害に遭った日本人の人を助けたのですが、5日ほど後にこの連中にボコボコにされ入院したことがあります。 それ以来、この手の事件には誰も手を貸してくれません。 勿論、私も嫌です。 NYCでは君子危うきに近寄らず、が鉄則ですので・・・。 ボランティアで人を助けて、自分が命を狙われるのもちょっと考えてしまいます。

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盗めるモノは神のお恵み

 モノを盗むと言う罪悪感は、色々と人により違います。 日本と違い、NYCに住む人種は、モノを盗むということに対する価値観が日本人とはだいぶ違っています。

 大学で知り合った友人がおります。 国名は言えませんが。 よく、その友人はカメラだとか、カーステレオだとか、自転車だとかを我々に売りに来ます。 どうしてそんなにカメラ等を持っているのか聞いたことがあります。 答えは、道で拾ったとかレストランのトイレの中で拾ったとか、ディスコのフロアーで拾った。 と、いうのがそいつの答えです。

 状況を聞いてみると、どうしても我々には盗んだとしか解釈出来ないのですが、彼は神のお恵みだ。 「神様が私に持って行けと言っている。 だから私は一度も罰せられたことはないだろう。」と、言います。

 この様な男がなぜ私の友人かというと、もの凄く良いやつなのです。 面倒見は良いし、紳士だし・・・。 「モノを盗んでおいて紳士はないだろう。」と、言われるかもしれませんが、 最初に言いました様に価値観の違いです。 アメリカでは盗む方よりも盗まれる方が悪いのです。

 この様な価値観の違う人たちがゴチャマンといて、貴方からの神のお恵みを待っております。 特に女性は、ハンドバックが貴方の手から放れたら、それは神のお恵みを意味しております。 十分に気を付けてください。

 自分の命、自分のモノは自分で守ってください。これは鉄則です。

以上1996年11月25日追加

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