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国旗:米国ホテル編/ニューヨーク・ヘルズ・キッチン支店



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ニューヨーク・ホテル珍譚奇譚


 一泊45ドルの部屋から上は1泊7万ドルの(もっと上があるかもしれない)部屋まで幅広く予算に応じて利用できるのがNYCのホテルです(どこでもそうか)。 ここではツーリスト レベルでのホテルの話をします。

 ニューヨークの場合、例え高級ホテルだからと言って安全だとは言いかねます。 また逆に安いホテルだからと言って危険だとはいえません。 本来ホテルとは旅行客に旅における安らぎを売る商売なのですが、どうやらNYCの場合は違うようです。 特に、日本人の場合英語が出来ない、あまり文句を言わない、と、いう点を突かれての被害が断然多いと思います。

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(その1)高級ホテルでも部屋の荷物にはご注意

 セントラル・パークと五番街にある高級ホテルでのお話。

 毎年NYCへ来るとある高校の同級生のグループがあります。 この方々の業界は日本で何兆円産業と言われる世界の人たちです。 とにかく現金を持って来る人たちなのです。 この方々とはもう7年来のつき合いになります。 そんなことはともかく・・・。

 1泊850ドルの部屋を5部屋取りました。 一人一部屋です。 チェックインを済ませ各自各々の部屋へ荷物を置きに解散いたしました。 直ぐさま、5番街のブランド店へお買い物です。 4時間ほどしてホテルへ帰ってきました。 その中の一人のから添乗員さんの部屋へ電話が入りました。 「どうも部屋の様子がおかしい・・・」と、いうものです。 私たちはその方の部屋へ行きました。

 その方曰く、「部屋の中が出かける前と、今では何となく違う」というものです。 私たちが、見た感じでは全然おかしいとは思えませんでしたが・・・。 その方曰く、「モノの位置が何となく違う」と、言います。 私は、たぶんハウス・キーパーさんがタオルでも持って来たついでにその辺を触ったのではないかと思い、その旨を主張しました。 そのご本人もそれで納得はしたのですが、次の瞬間「ギャー・・・、ピアジェの時計がなくなているーー!」です。 なんでも、その時計は200万位する時計らしくて、それは大騒ぎになりました。

 ホテルのセキュリティーとマネージャーに事情を説明したのですが、盗られたということが立証出来ません。 確かに、我々サイドはその方がその腕時計をしているのを見てはおりましたが、ホテル側では盗られたということにはならないと主張をするばかりです。 「それ程の高級品をなぜセーフティーボックスに入れなかったのですか」と突いてきました。 「セーフティーボックスが破られたのであれば、我々ホテル側の責任と認めましょう」と言われてしまいました。 確かに言われる通りです。

 この方は、スーツケースに入れ、鍵もせずに表へ出てしまいました。 せいぜい我々に出来ることは、保険で落とせるか否かは判りませんが、取りあえず警察へ行って盗難届けを作って貰おうということだけでした。

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(その2)ホテルのコンシアージも過信は禁物

 やはりセントラル・パークに面した高級ホテルでのことです。

 とある、建設関係の会社の方々の話です。 3日間の研修ツアーも終わり、お決まりのお土産買いに走りました。 午後の便でNYCを発たなければなりません。 ブランド物を買ってはホテルのコンシアージへ預け、また買ってはホテルへ戻りコンシアージへ預けることを3度ほど繰り返しました。 荷物を預ける時に、コンシアージは先ほどの荷物と一緒にしておきますといいます。 そのことをそのグループのボスに当たる人にお伺いを立てました。 その方曰く、「それで良いよ」。

 なんやかんやと買い物をし、出発の時間もきたのでホテルへ戻り、荷物を受け取りさー出発という段階になって荷物が4つ程足りないのです。 ついさっき買ったばかりのブランド物がです。

 いったいどうなったのかコンシアージを問いつめました。 「私はいくつ荷物を預かったか覚えていない、それに何を預かったか、それも覚えていない」を繰り返すだけです。 さらにコンシアージは「うちで荷物を預かるときには荷物を預かったという半券を発行しております」と主張。 確かに半券は持っておりましたが、お土産に関しては20個くらいに対し、1枚しかもらっておりませんでした。 このホテルには日本人のセールス・マネジャーがおりましたので、その方に出てきて貰い交渉(交渉というのはおかしいですが)しました。 でも、結局は水掛け論の繰り返しです。 こちらが主張する荷物を預けたという証拠が全く立証できないのです。

 出発の時間はとうに過ぎてしまっております。 フライトを一便遅らせ、ホテルのフロントでもめにもめまっくたのですが、こちらに不利な状況は打開出来ませんでした。 結局は泣き寝入りです。

 被害に遭ったお客さんは「しょうがねーや」と、諦めてくれたのですが、顔が立たないのはこのツアーの添乗員さんと私です。 私は、このツアーを空港へ送り、また、ホテルへ取って帰りました。 先ほどの日本人マネジャーに交渉に交渉を重ねましたが、何ら進展は見られませんでした。

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(その3)カード式キーでも、マスター・キーなら入室できる

 ブロードウエイとタイムス・スクエアにある高層ホテルでの話です。

 この話も最初のホテルの話とほぼ同じ内容です。 ここでの被害は8ミリビデオ1台だけでしたが・・・。 このホテルではカード式の鍵を使用いたしております。 セキュリティーに交渉をしてこのお客さんが部屋を出ている時間に誰か部屋に入ったのか突き止める分けにはいかないのか、調査をしてくれるように交渉をしました。 最初は渋りに渋っておりましたが、やってくれるということになりました。

 しかし、出た結果は、その時間帯に誰かがマスター・キーを使って部屋に入ったことは証明出来るが、誰が入ったかは証明出来ないとのこと。 盗られたご本人も保険でカバー出来るとかで、盗られたことには諦めてくれたのですが、中に入っているフィルムがどうしても諦め切れないと 泣き出すしまつ。 それはそうですよね。

 ホテル側としては絶対にして欲しくないとのことだったのですが、腹が立つので警察を呼びました。 3時間経ってようやく警察が来てくれました。 それでも、我々に出来た腹いせは「その時間帯にホテル側の人間の誰かが確かに入室した」ということを立証するだけに過ぎませんでした。 その時に入室した人が盗ったとはこれまた証明は出来ないのです。

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(その4)盗られたものを取返す名(迷)案教えます

 こんな話もありました。マジソン・アベニューにある高級ホテルでのことです。 これまた、最初のホテルのお話とほぼ同じです。 ただ違うのは、このケースの場合盗られた時計が返って来たことです。

 時計を部屋の中のテーブルの上へ置いて視察から帰って来てみると時計がなくなっておりました。 これは親の形見だとかそうで、どうしても返して欲しい、何とかしてくれと泣きつかれてしまいました。 いつもの様に、ホテルのマネージャーに事情を説明。しかし、答えはいつものように同じ。 盗られたと主張する我々と、それを認めないホテル側。

 たまたま、顔なじみのベル・キャプテンとエレベーターの中で一緒になり、冗談混じりで「時計が盗られたよ!」とおどけて言いました。 そのキャプテン曰く「200ドル位をテーブルの上へ置いて、これと交換に時計を返してくれ」という手紙を置いといてごらん、ひょっとしたら返って来るかもしれないよ、とのサジェッション。

 早速、翌日、出かける前にそのアイディアを実行してみました。 仕事を終え、部屋へ帰ってみると、ちゃんと時計が返っているではありませんか・・・。 時計の返ってきたご本人は喜んでおりましたが、「200ドル盗られたのと同じじゃないですか」、と、私が言ったら、200ドルで返ってくるなら安いものだと言いました。 何だか変ですが。

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(その5)100万円を盗られて通訳料をけちる親子の話

 これまたブロードウエイの劇場街にあるホテルでのお話です。

 このホテルはちょっと安めのツアーに良く利用されるホテルです。 すぐ側には日本のラーメン屋さんがあります。 この事件以来セーフティー・ボックスが設置されましたがこの事件前はその様なモノはありませんでした。 貴重品は全てホテルのフロントが預り証を発行して預かることになっておりました。

 この事件は私のお客さんではなかったのですが、ひょんなことから、この事件に関わらざるを得なくなってしまいました。 私が、クライアントとそのホテルのフロントで待ち合わせていると、親子3人がオロオロとしておりました。 息子が片言の英語で「お金がない、お金がない」と繰り返し繰り返し訴えておりました。 お父さんが回りにいる人たちに誰かれ構わず日本語で、「英語出来ますか、英語出来ますか?」と、聞きまくっておりました。 私も、最初はシカトしていたのですが・・・。

 余りにも困った顔をしておりましたので、「どうかしましたか?」と話しかけました。 「昨晩、遅くチェックインをして、その時にフロントに日本円で100万円のキャッシュを預けたのですが、フロント曰く、そんなの預かっていないと言うのです」 「助けて下さい!」と、言うではありませんか。 それで私が、そのホテルのマネージャーを呼んでもらい、その時、お金を預かったという遅番の係りの者を呼んでもらい話を聞きました。 その被害に遭った親子は預ける際に発行される預かり証の半券を持っておりましたので、それをマネージャーに突きつけまして「ここにオタクが発行した預り証があるじゃないか」といったのですが、ホテル側ではそれを見て「なに言っているんだ、これは預かったモノをお客さんに返したという証書の半券じゃないか」と言い返えされるしまつ。

 勿論、警察は呼びました。 しかし、答えは今までと一緒「100万円を盗られたという証拠がない」です。 そこで、私は、そのことを、その親子に伝えました。 そしたら、いきなり私が怒られてしまいました。 状況が状況だけに平常心ではないことは判っておりましたので、なんとか宥めて落ち着いてもらいました。

 私は私で自分のクライアントがおりますので、いつまでもこの親子に関わっておれません。 そこで、この親子の属しているツアーの会社へ電話を入れ事情を説明して、この事件の処理をお願いしました(お願いするというのも変ですが)。 そしたら、その会社「アッそんなの勝手にしておいて下さい」だってさ。

 私は、クライアントと訪問先へ行かなければならないので「自分の属している○○ツアーのデスクへ電話を入れて誰か通訳さんをお願いしてみて下さい」と言ってその場を離れました。 その晩、「私の属している会社へ、その親子から電話がかかって来て、私にどうしても通訳をして欲しいと言うのです。 何故、自分たちのツアーの会社の通訳さんをお願いしないのですかと理由を聞きました。 「私たちのツアーの会社は通訳を頼むと料金がかかるのです」と言うではありませんか。 オイオイオイ俺だってただじゃないんだよーー。 私も無料ではないことを説明しました。 「人が困っているのにお金を取るとはなんて神経をしているんだ、あんたは!」と息巻かれてしまいました。 私も仕事が入っていたので、別の通訳さんを手配しなければならない旨を説明しました。 「なんで、あんたは、その仕事を断って私たちの方へ来てくれないのか?」と、泣きつかれても・・・。 一旦受けた仕事は私たちからは断れないことを説明し理解して貰いました。 別の通訳を紹介するからと言ったのですが、お金は出したくないと言いだす始末。 そんなときに限ってボランティアの連中も超忙しの状態です。 お金を出してでもツアー会社より通訳さんを派遣してもらうことを薦めて電話を切りました。

 この話しは後日談があるのですが、長くなるから止めておきます。

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ホテルで災難にあわないために

 ホテル絡みの事件はまだまだあります。

 例えば、女性専用のホテルで、夜中フロントの男から電話がかかって来て、執拗にデートを誘われるとか。 寝ていると、何だか枕元が騒がしいと思ったら、ホテルの連中がベッドを取り囲んで顔をのぞき込んでいたとか。 それから、一番多いのが、使ってもいない電話代とか冷蔵庫の中の飲み物代をチャージされてしまうだとか。

 あ、そうそうお化けの出るホテルというのもあるんです。 誰でも見ると言うわけではなく、霊感の強い人だけみたいですが。

 それとか、ステテコとT-シャツで廊下へ氷を取りに出て、自分の部屋へ帰れなくなってしまったおじさんのお話とか。 この方は鍵を忘れた等のかわいい話ではなく、自分の部屋番号を忘れてしまったのです。 ウォルドフ アストリアというホテルがあります。 廊下が慣れるまでは結構複雑なのです。 慣れるまでは迷路と感じるかもしれません。 宿泊客の多くはタキシードにパーティードレスの方々が多いホテルです。 そんな人たちに混じってステテコとT-シャツのおやじです。

 とにかく、ホテルで災難に合われるパターンは自分の不注意から起きていることが多いようです。 日本のホテルと違い、部屋の中だから安全ということはありません。 自分のモノ、自分の命は自分で守るということを肝に命(銘)じてください。

 貴重品は必ずセーフティー・ボックスの中へ絶対に入れる様にして下さい。 例外はありません。 セーフティー・ボックスが破られればホテル側の責任ということを堂々と主張出来ます。 煩わしくても絶対に使用して下さい。

 悪い奴らは、貴方が言葉が出来ないということを最大限に利用して来ます。 例えば、ホテルのチェックアウトの時には、フロントの人はこれで間違いはございませんかと聞いております(言っていない奴もいるか・・・)。 それで貴方は何も考えずにお金を払ってしまいます。 ないしはクレジット・カードにサインをしてしまいます。 それで、日本へ帰国してから旅行代理店へ文句を言いに行っても手遅れです。 お金は返って来ません。こちらが、有無を言わせないだけの証拠でもない限り無理だと思って下さい。

 私も仕事であちこちのホテルを泊まることがあり、こんなことはしばしばです。 私が、そのホテルにチェックインする前日の電話代とか飲み物代まで請求されることがあります。 ホテルとしては誰かに損を被せたいのでしょう。 彼らは誰彼かまわず駄目で元々でやって来ますので要注意ですよ!

 エアオンとかホテオンの手配だけでNYCへ来られる方々もいると思います。 それでも、それらを手配した会社のNYC連絡所というのが絶対にあるはずです。 NYCに来られる前にそれらを絶対に調べておくことをお奨めします。

以上1996年10月31日追加

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