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スデボケル出張所

(2007年11月10日更新)



その2 スデボケル村生活編

Frequently Asked Questions
on
a Village Not Frequently Visited

 今回は、砂漠のど真ん中の村にお住まいのイスラエルのドンキホーテさんに、村での生活や第一印象などを紹介していただきます。砂漠の中でどうやって生活されているのでしょうか?お楽しみに!

 食事はどうされていますか。

食事は3食自炊です(イスラエルの料理は私の口に合いません)。


 肉・魚・野菜など手に入るのでしょうか?そしてお値段は?

 肉は鶏肉か牛肉しか手に入りません(稀に羊肉)。総じて高いです。宗教の決まりで血をしぼり尽くした後に塩水で洗うなどという馬鹿げたことしたものしか売ってありませんので、全然おいしくありません。豚肉も禁止されています。

 魚は冷凍ものが少々売られていますが、高いばかりではなく、日本海の魚で育った私には耐えられないようなひどいものが多いです。もともと中東には魚を食べる文化がないので仕方のないことでしょう。

 野菜果物は素晴しいのひとことです。日本のように「曲がったキュウリは売れない」というような感じの国ではないので、安くて新鮮なものが山盛りで売られています(量り売り)。価格は日本の1/5程度ではないでしょうか。


 お金の単位と為替レートはどの位ですか?

 シェケル:1シェケル=33円くらいです。物価は日本の7-8割ぐらいですが、科学技術の匂いのするものはびっくりするほど高かったりもします。


 そちらに初めて到着された時の第一印象は如何でしたか?

こちらに来たのは去年の夏のことなのですが、沙漠性気候のお陰で日中は暑くても夜になると気温が下がるので、気持ち良く寝られて嬉しいと思いました(最高-最低気温;38℃-22℃)。日本(京都)の寝苦しい夏の夜から抜け出した私には楽園の様に感じられました。


 そちらで今まで一番印象に残っている出来事は何ですか?

 本当に個人的なことを言えば、『海外の一人暮しで病気になるとどうなるか』ということを身をもって経験したことです。入国の半月後に水疱瘡(子供のときにやってお くべきでした)を患い、40度の熱に5日間苦しめられました。

 でも、このページを読んでくださる皆さんの聞きたいのはそんなことであるはずもないので、もう一つ別の答えを言いますと、イスラエルで一番の印象は「死海」以外にはありません。感激、感激、かんげきです。とても不思議で幸せな感覚をもちました。多くのガイドブックには『浮く』とありますが、その表現は実際の説明になりません。『こりゃあ絶対沈めないぞ!』っといった感じです。そのイメージは、逆さまに伏せた洗面器を水に沈めようとするときの感じと似ています。


 いま一番の悩みや困っておられることは?

 私をいま一番悩ます悩ますものは、ユダヤ教の教義を実践しようとするイスラエルの社会そのものです。『文句言うくらいならイスラエルから出て行け!』というお叱りもありましょうが、そこをなんとか大目に見ていただき少々愚痴を言わせてください。また、以下に述べることには多少の例外があることも御承知ください。

 まずユダヤ教の「シャバット」と呼ばれる安息日のことです。この安息日の過ごし方には厳しい戒律があり、火を付けては駄目、電気を付けては駄目、電話をかけては駄目、料理をしては駄目、仕事をしては駄目、車を走らせては駄目、・・・と本当の「安息」を追及しなければならないのです。これはユダヤ教の人には重要な日なのですが、私の様な異教徒にとってはただの不自由で苦痛な日なのです;例外的な場所を除きバスも電車も完全に止まってしまう(想像してみてください。これがどういう意味をもつか理解できますか?)、買い物は出来ない、食堂は閉まっている、銀行も郵便局も閉まっている、ユダヤ教の人には電話が出来ない、・・・。こんな辛い日が毎週やってきます。それは金曜日の午後3時頃に始まり土曜の午後5時頃までのまるまる1日(以上)続きます。

 次にユダヤ教の「コシェル」と呼ばれる食事に関する決まりのことです。この決まりは大変に厳しいもので、調理の仕方、食べ合わせ方、食べてはいけないもの(豚肉、鱗のない魚、カニ、エビ、タコ、イカ、貝類全て)、などに関して大変細かく規定されています。これはユダヤ教の人には重要な決まりなのですが、私の様な異教徒にとってはただの不自由で厄介な決まりごとなのです。『そんなもの君が守らなければいいじゃないか』という声が聞こえてきそうなのですが、そうも簡単にはいきません。

 この決まりが私にどういう影響をもたらすかということを具体的に言いますと、「食べたいものが手に入らない」ということになるのです。例外的な場所を除き上に挙げたような私の好物は店頭にさえ並びません。悲しいことに、スデボケルという沙漠の村にいる私にはその例外的な場所に行ける機会はまずありません。

 このように、ここはユダヤの民のために創られた国です。やはり私にはここから出て行く以外にはないのでしょうか?



 いやー大変な生活ですね。砂漠だからと言うのではなく、宗教の違いによるものが大きいようですが。インタビュアーの私も以前、パキスタンに暮らしたことがありますが、お酒が公然と飲めない、娯楽が少ない、豚肉を使わないので中華がまずい、と逃げ出すような感じで日本に戻って来ましたが、逃げ場所のない砂漠のど真ん中で、息をひそめて「安息日」を過ごさなければいけないドンキホーテさんに同情してしまいます。

 さて、次回のインタービュー内容ですが、まだ未定です。イスラエルのこんなことが知りたいと言う方は、遠慮なくisrael@iiib.comまで、ご連絡ください。


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